今日は“
基本の重ね煮”と言われる、
しいたけ・たまねぎ・にんじんの千切りの重ね煮を作りました。
名前の通り、一番スタンダードでよく作る重ね煮です。しいたけが苦手な方でも、美味しく食べられます。
1歳のムスコも大好きです。
離乳食始め時は、しいたけがかみ切れないので、できあがりのものをみじん切りにしていました。
◎しいたけ・・・ミネラルや食物繊維が多く、低カロリーなしいたけ。
原木栽培と、菌床栽培とで作られています。
原木栽培は、自然栽培でゆっくり2年ほどかかって育てるそうです。
一般的に出回っているのは、菌床栽培。どちらも、ほぼ無農薬で育ちます。
汚れが気になる場合は、風味を損なわないように、洗わず、
塗れフキン等でふき取る程度にして下準備OKです。
味や香りは、原木の方が豊かで美味しいです。
*重ね煮では、野菜の水分を利用しますのでやりませんが、
しいたけを30分程日光に当てるとビタミンDが生成されるそうです。
私も時々、ムスコと、しいたけと日光浴を楽しんでいます。
◎たまねぎ・・・涙を流す成分に、大切な働きがあります。
血液をさらさらにしたり、抗菌作用でかぜの予防になったり。
また、血糖値を下げる効果もあるので、肝臓病の予防にも良いそうです。
重ね煮にとって、たまねぎの甘みは美味しさの秘けつ。いろいろな重ね煮に登場します。
★涙を流すのを防ぐいい方法を教えていただきました!
①よく切れる包丁を使う(涙が出るのは、たまねぎの細胞が破壊されるためのようです)
②たまねぎの切り口や、使用する道具を水でぬらしておく
③良く冷やす
~この方法で、たまねぎを切るのも怖がらずに、すんでいます。~
◎にんじん・・・カロテンを多く含み、抗酸化作用があります。
免疫力を高め、生活習慣病の予防にも効果があるとか。
また、油を使った熱い調理はビタミンCを保有するいい調理法です。
見た目も明るく、重ね煮に彩りを加えてくれます。
この重ね煮を食べると、ミネラル豊富で、血液がさらさらになって、抗酸化作用・・・・。
その思うと、より重ね煮がおいしく感じられてしまいます。
好きなアレンジは、お水を加えるだけのおみそ汁や、海藻サラダ。
もちろん、そのままでも。
*野菜は「野菜の便利帳」高橋書店 を参考にしています。
*写真は、一緒に作った根菜の入った重ね煮です。