インドの紅茶は、
ダージリン、アッサムにはじまり、ニルギリ、ドアーズなど、様々な特徴際立った茶葉が同国産であるということが、
面白味でもあります。
ダージリンについては、私の印象だと
価格と品質が、本当に比例する茶葉です。
旬の新茶や上質なダージリンは、
やはりダージリンの最大の魅力である香りが真に芳醇なものが多いです。
美味しいものをおすすめしたいと思うと、今の段階ではどうしても、良質さに見合う価格になってきます。
ダージリンは、ダイナミック製法のものや満月の日に摘む茶葉など、
背景が茶葉の中に凝縮されています。
ダージリンの特殊な地形の恩恵とも思いますが、
自然の摂理を特別感じられる紅茶だと思います。
アッサムは、実は私が1番苦手な茶葉で、
ミルクティー用には最高な美味しさですが、
ストレートでは他の茶葉とブレンドしていないものは、余り好みではありません。
でも甘い香りや濃厚なコクがしっかり出ているものは、素直に美味しいと感じます。
アッサムに関しては、ストレート用と、
ミルクティー用とで区別しないと、
美味しい茶葉としておすすめすることは
なかなか難しいです。
私が好きなアッサムは、CTCのミルクティーにとても美味しく手軽なタイプです。
比べて、
ニルギリは、どの茶葉も多少の風味の違いはありますが、
スタンダードに販売されている茶葉には
それ程大差もなく、フレッシュであればより
ニルギリらしい清々しい香りが楽しめると
思います。
私はニルギリの香りが好きなので、
香りがよく出ているものを選んでしまいます。
プロとはいえない私のセレクトですが、
少しずつ直接皆さんに、お届けできたら、と
願っています。